最近、耳にすることが増えてきた「The Sandbox」。 一言でいえば、ブロックチェーン技術を活用した“稼げるメタバース”です。
この仮想空間では、ユーザー自身が土地(LAND)を購入したり、3Dのアイテム(アセット)を作成・販売したり、ゲームを開発して他のユーザーに遊んでもらったりと、まさに“生活できるもうひとつの世界”が広がっています。
しかも、The Sandbox のすべての資産はNFTとしてブロックチェーン上に記録されており、自分の作ったもの・買ったものが本当に「自分のもの」として所有できます。これが、Web2(中央集権型)のゲームと大きく違うポイントです。
ゲームが好きな人、ものづくりが好きな人、投資的な視点でNFTやメタバースに興味がある人── そんなすべての人にとって、The Sandbox はまさに可能性の塊。
この記事では、The Sandbox をこれから始めたい人向けに、ゼロからわかりやすく「必要な準備」「やるべきこと」「稼ぎ方」まで、完全ガイドとしてまとめていきます!
始める前に知っておきたい準備
The Sandbox を始めるには、いくつかの事前準備が必要です。とはいえ、難しいものはほとんどなく、ゲームを楽しむための“装備”を揃えるような感覚でOK!

必要なものリスト
- インターネット接続環境(できれば安定したWi-Fi)
- パソコン(Windows または Mac。ある程度のスペック推奨)
- メールアドレス(アカウント登録に使用)
- 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)
- SANDトークン or ETH(初期費用・LAND購入・アイテム取引に使用)
公式サイトと基本情報
- The Sandbox公式サイト:https://www.sandbox.game
- 対応言語:現在は英語が中心ですが、日本語にも一部対応しています。
- スマホ対応?:基本はPCブラウザ or デスクトップアプリでの利用が前提。
ちょっとした豆知識
- 「見るだけ」「触ってみるだけ」ならウォレット接続なしでも可能!
- でも、本格的に遊ぶ&稼ぐにはウォレット必須です。
ウォレットの作成と接続
The Sandbox を本格的に始めるには、まず「暗号資産ウォレット」が必要になります。 ウォレットとは、仮想通貨やNFTを保管・管理するための“デジタル財布”のようなものです。
おすすめウォレット:MetaMask(メタマスク)
MetaMask は、The Sandbox でもっとも一般的に使われているウォレットです。 Google Chrome 拡張機能、またはスマホアプリとして利用できます。

MetaMaskの作り方(PC版)
- 公式サイト(https://metamask.io) にアクセス
- 「Chromeに追加」ボタンをクリックし、拡張機能をインストール
- 初期設定(パスワード設定、リカバリーフレーズの保存)を完了
The Sandboxにウォレットを接続する方法
- The Sandboxの公式サイト にアクセス
- 右上の「Sign In(サインイン)」ボタンをクリック
- MetaMaskを選択し、接続を許可
- 初回ログイン時にプロフィール設定(ニックネーム、メールアドレスなど)
LANDって何?どう買うの?
The Sandbox における「LAND」とは、仮想空間内の“土地”のこと。 それぞれがNFT(Non-Fungible Token)としてブロックチェーンに記録されており、唯一無二の資産として売買・活用が可能です。

LANDの役割とは?
- LANDを持っていると、その上にゲームやイベントを作ることができます。
- 他のユーザーを自分のLANDに招待したり、有料で遊ばせたりすることも可能。
- 所有することでThe Sandboxの将来的なガバナンス参加権を得られる可能性もあります。
LANDの購入方法
The Sandboxの公式マーケット
- https://www.sandbox.game/en/shop/land/
- 定期的にLANDセールが行われています。
二次流通マーケット(例:OpenSea)
- https://opensea.io/collection/sandbox
- 他のユーザーが出品しているLANDを購入できます。
価格帯とトレンド
- 価格は場所や需要によって大きく変動します。
- 中心地や人気ブランドの近くは高額。
- 2024年時点では、1区画あたり数百〜数千ドルが相場です。
買う前にチェックしたいポイント
- 周囲にどんなLANDがあるか(開発中 or 放置状態?)
- 大手企業やブランドが入っているエリアは将来的な価値上昇が見込まれる
- 必要な通貨(SAND or ETH)が手元にあるか?
アバターを作ってワールドに入ってみよう!
The Sandboxの世界に“参加する”第一歩は、自分のアバター(分身)を作ることから始まります。 アバターは、自分の個性や好みに合わせてカスタマイズでき、ワールド内を自由に歩き回るためのキーになります。

アバターの作成方法
- The Sandboxにログイン後、上部メニューの「Avatar」ページにアクセス
- 顔、髪型、服装、アクセサリーなどを選んで自由にカスタマイズ
- 保存すれば、すぐにゲーム内で使える自分だけのアバターが完成!
ワールドに入ってみよう!
The Sandboxには「体験(Experience)」と呼ばれるエリアがあり、 他のユーザーが作成したゲームやイベント、空間を自由に訪れることができます。
- メニューの「Play」から公開中の体験を一覧表示
- 好きな体験を選んで「Enter」でプレイ可能(無料)
- 一部の体験はSANDトークンを使った報酬やアイテムも手に入る!
アバターで仮想空間を歩き回るだけでも、The Sandboxの世界観を肌で感じられます。
Game Maker・VoxEditの使い方入門
The Sandboxの最大の魅力の一つが「自分でゲームやアイテムを作れる」点です。 そのために使われるのが、公式の2つのツール「Game Maker」と「VoxEdit」です。 どちらも無料で利用でき、初心者でも始めやすい設計になっています。
Game Maker(ゲーム制作ツール)
Game Makerは、ノーコード(プログラミング不要)で自分のLANDにゲームを作れるツールです。 直感的なドラッグ&ドロップ操作で、RPG風の冒険から、パズル、レース、ミニゲームまで幅広く制作可能です。
- ダウンロード: https://www.sandbox.game/en/create/game-maker/
- Windows対応(※Macは現時点で非対応)
- キャラクターの行動や敵の出現など、ロジックもテンプレートで設定可能
Game Makerのゲームは自分のLAND上で公開・収益化ができます。
VoxEdit(アセット制作ツール)
VoxEditは、ブロック(ボクセル)を使ってキャラクターや建物、アイテムを作るツールです。 マインクラフトのような操作感で、直感的に3Dデザインが可能です。
- ダウンロード: https://www.sandbox.game/en/create/voxedit/
- アニメーション機能も搭載。動くキャラやエモーション表現も作成可能
- 作成したアセットはNFTとしてマーケットに出品して収益化可能!
作ったものを公開・販売するには?
- 完成したアセットを「The Sandboxのマーケット」にアップロード
- NFTとして発行され、SANDトークンで販売できる
- 売れたら即収益!クリエイターとしての第一歩を踏み出せます
最初のマネタイズ体験をしてみよう!
The Sandboxでは、「遊ぶだけ」でなく「稼ぐ」ことも可能です。 ここでは、初心者が最初にチャレンジできるマネタイズ方法を紹介します。

アセットをNFTとして出品する
- VoxEditで作ったアイテムやキャラをNFTにして出品
- Sandbox内マーケットプレイスで、世界中のユーザーに販売可能
- SANDトークンで購入されると即収益化
ユニークなデザインや動くキャラは注目されやすい!
LANDでイベント・ゲームを公開する
- 自分のLANDにミニゲームや展示スペースを設置し、公開
- 場合によっては参加費(SAND)を設定することも可能
- コンテストやイベントに参加して、報酬を狙うことも!
コラボ・制作代行もアリ!
- 他のユーザーのために「アバター制作」や「建築代行」などを請け負うクリエイターも増加中
- SNSやDiscordで募集を出して、自分のスキルを仕事にできる
よくある質問(FAQ)
Q1. スマホでも遊べますか?
現時点では、基本的にPC(Windows)向けです。スマホアプリは開発中という情報もありますが、実際のプレイ・制作にはPCが必須です。
Q2. 英語が苦手だけど大丈夫?
公式サイトやツールは基本英語ですが、操作は直感的で、簡単な単語だけで進められる内容が多いです。日本語解説サイトやYouTubeも増えてきています。
Q3. 初期費用はどれくらいかかりますか?
- アカウント作成やゲームプレイだけなら無料です。
- LANDの購入やNFT出品にはSANDやETHが必要で、数千円〜数万円が目安。
- 少額から始めて、収益が出てから投資していくのもOK。
Q4. LANDを買わないと楽しめない?
そんなことはありません! 他の人が作ったワールドで遊んだり、アバターやアセット制作だけでも十分楽しめます。LANDは“自分のワールドを持ちたい人向け”のオプションです。
Q5. 稼げるって本当?
はい、実際にアセット販売やイベント開催で稼いでいる人もいます。ただし、すぐに大金が稼げるというより「続けていく中でチャンスをつかむ」イメージです。
まとめ:小さく始めて大きく育てるThe Sandboxライフ
The Sandboxは、単なるゲームではありません。 あなたのアイデアやクリエイティブが、リアルな価値に変わるWeb3時代の“新しい世界”です。
始めるために必要なのは、高価な機材でも、プログラミングの知識でもありません。 必要なのは、ほんの少しの好奇心と、小さな一歩。
- ゲームを楽しみたい人
- 自分のアバターやワールドを作りたい人
- 新しい収益源を探しているクリエイターや投資家
そんな人たちにとって、The Sandboxはまさに「チャンスの宝庫」です。
まずは触れてみるところから。 あなたの手で、仮想空間に新しい価値を生み出していきましょう!
Let’s create, explore, and earn — in The Sandbox!